【超基本】貸借対照表(B/S)を理解して、会社の財政状況の見方、構造、重要点整理!簡単にまとめてみた!

【超基本】貸借対照表(B/S)を理解して、会社の財政状況の見方、構造、重要点整理!簡単にまとめてみた!

ビジネス(Business)

Balance Sheetについてです。

あなたは貸借対照表について
説明してください!

と言われたら答えられますか?

答えられないから悪いとかでは
ありませんが株投資や企業状況を
理解すべき役職を担っている方は
知っていて損はない、むしろ
今後のビジネスの成功確率を上げる
大事な指標です。

あなたは自分の資産の内訳を把握してますか?
資産・預貯金の詳細を把握していますか?

その会社バージョンがBalance Sheetです。

超基本を書いていくので
今回を機に財務三表の一つ
「貸借対照表」を理解しちゃってください。

それではいってみましょう!!

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読み終えて得られる事

読み終えた段階でこれだけは
覚えておいて欲しい情報を先に書いておきます。

①貸借対照表は左側:資産、右側:負債・純資産
②Balance=残高を表すモノで左右対称(一致する)
③資産の内訳/状態が把握でき、会社の安全性評価が出来る

上記を空で言えるようになったら
分析手法を覚えて、多角的に企業の
状況を数字から紐解いてみてください!

貸借対照表(B/S)とは

貸借対照表とは、ある時点(決算日)において
その会社の全ての「資産」とその会社が
負っている全ての「負債」そしてその差額としての
「純資産」を一覧表示した報告書を言います。

貸借対照表はその会社の財政状態
表示しています。

「Balance Sheet」と呼ばれており
よく教科書に書いてあるのが

資産 = 負債 + 純資産

左右のバランスが必ず一致するから
Balance Sheetだ!と言われています…

これ…違います……

正確にはバランス(Balance)=残高

会社の残高を表しているから
「Balance Sheet」と呼ばれています。

左右一致というのは結果論であり
正しくは呼び方の通り「残高」を
表すモノなんだよ!と理解して
おいてください。

財政状態とは

財政状態とは、貸借対照表によって
明らかにされる資本の調達源泉
運用形態をいいます。

資本:お金の使い道
純資産&負債:お金の集め先

負債=借金(他人資本)
純資産=自前のお金(自己資本)

上記の表す意味が理解できていれば
その企業の財政状況が大枠ご理解
頂けるのではないか?と思います。

貸借対照表の「流動・固定」

流動資産、固定資産
流動負債、固定負債
それぞれを分けるのに
基準・ルールが存在します。

「流動」「固定」を分ける方法に
「正常営業循環基準」と「1年基準」
(ワンイヤー・ルール)があります。

簡単に紹介しておきます。

正常営業循環基準

正常営業循環基準とは、いわゆる営業のサイクルです。
商品の仕入から売上に至る流れの中にある項目を
「流動資産」や「流動負債」と考えるものです。

1年基準(ワンイヤールール)

流動と固定というのは、1年を基準にして
お金になるかならないかを区分して表したものです。
1年以内にお金になるものは流動に表示し、
1年以上かかってお金になるものは
固定に表示します。

仮に5年の長期借入金があった場合
固定負債となり、月々返済をするわけですが、
残り1年分の返済となっても、流動負債に
移動したりはしません。

当座預金、棚卸資産、これらが固定or流動かは
正常営業循環基準に則して「換金性」の高さの
観点で判断します。棚卸資産は販売して
初めてお金になり、換金性が低いので固定です。

最初の時点で基準に則して「固定」「流動」
が判断され、終わりまでそのラベリングに
従うという事も合わせて覚えておいてください。

貸借対照表(B/S)の「目的」

なぜ貸借対照表が必要なのでしょうか?

それは貸借対照表によって
下記の事が分かるからです。

①会社の財政状況をひと目でわかる

②会社の安定性がわかる

③会社がどんなバランスで経営しているのかわかる

B/Sで資産状況はわかったけど実際現金はどうなの?
という所になるので、C/Sが存在します。

ごめんなさい。
勝手な決めつけですけど、、、
なるますよね??w
興味湧きますよね?w

下記はキャッシュフロー計算書を
書かせて頂いてるので是非参考に
ご覧ください。

【超基本】キャッシュフロー計算書(C/S)は何故必要なのか?財務諸表を読めれば、会社の未来が見える。
あなたは財務諸表が読めますか? 電クンそんなの分かる訳ないじゃん!必要にならなかったもん! もちろん!ONE PIECEの世界では使いませんもんね!w でも現代…
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貸借対照表の着眼点(ポイント)

対比意識

全決算書に共通する視点・意識です。

①時間
②連結/単体
③業界特性
④比較(前年、前週、計画 等)
⑤社会背景

これらの変化、動きに応じて
現在見ている企業がどうなのか?
という視点で分析して下さい。

流動資産/流動負債の総額比較

双方とも、短期間のうちにキャッシュ
(現金)が動く項目になるため、
比較することで「会社の資金繰り」
問題がないか確認できます。

基本的には「流動資産>流動負債」
なっていれば、資金繰りには大きな
問題はないといえます。

この短期の資金繰りが出来ていなければ
社員の給与も、パートナー様への買掛金支払
等も払えなくなってしまうかもしれません。

今までの「信用」を失いかねない
大事なポイントになります。

流動比率

会社が支払能力を十分に有しているか分析
したいなら、これです。

流動比率は、流動資産と流動負債の割合のことです。
噛み砕くと、短期的に支払いが生じる「流動負債」に対して
すぐに現金化できる「流動資産」がどれくらいあるかを示します。
以下の計算方法で、求められます。

流動比率(%)= 流動資産 ÷ 流動負債 × 100

流動比率は高いほど、支払い義務のある
流動負債の支払いをカバーできると捉える事が出来ます。
※計算式のロジックの通りですよね。

少なくとも150%以上は確保しておなおかないと
次の月とかが心配です。。。

流動資産には貸倒れになるかもしれない債権、
支払遅延が発生するかもしれない債権も
含まれますので、100%を超えて、
高ければ高いほど、返済不能になる
リスクを回避できると理解できると思います。

就活とかでよく聞く「自己資本比率」が高いだけでは
会社の経営は完全に安全だとは言い切れません。

当座比率

これで流動比率よりも、より確実性の高い
支払い能力、厳しい視点で会社をチェック
することが可能です。

当座比率(%)= 当座資産 ÷ 流動負債 × 100

ここでの「当座資産」とは、換金性の低い
棚卸資産などを除いた現金など、
より流動性の高い資産を指します。

流動資産の中でも、換金性の高い
資産にフォーカスして、分析している
所がポイントです。

このように、様々な勘定科目/明細で
分析を行えば、マクロの視点でも
大枠の企業状況を捉える事が可能です。

自己資本比率

自己資本比率とは、貸借対照表の
「総資本に対する自己資本の割合」です。
総資本とは負債と純資産の合計です。
計算方法は以下のようになります。

自己資本比率(%) = 自己資本÷総資本 × 100

割合が大きいほど、総資本における
自己資本の割合が多い事が分かります。
・他人資本への依存性が低い
・自立性が高い
という表現でもイメージがつきやすい
のではないでしょうか。

自己資本比率が大きければ、
返済の義務がある負債が少ないと
考えることができ、負債による
倒産(債務超過)のリスクは減ります。

反対に自己資本比率が小さければ、
それだけ負債の割合が大きいということです。
自己資本比率は、小さければ小さい程
企業の健全性は低いと判断されます。

自己資本利益率

これは自己資本と当期純利益を
比較した割合のことです。

意味としては、自己資本から
どのぐらいの利益を生み出しているか
を数値で読み解くことが出来ます。

計算式は以下の通りです。

自己資本利益率(%)= 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

因みに、自己資本は株主資本の合計のことです。

自己資本利益率は、大きい方が
利益を生み出している事が分かります。

株主の方の観点からすると、
株主が出したお金をうまく運用して
いるかどうかを判断する数値に
なるため重要な指標になります。

負債比率

負債と自己資本を比較した
割合のことです。
計算式は以下の通りです。

負債比率(%)= 負債 ÷ 自己資本 × 100

意味としては、株主資本(自己資本)のうち
負債(他人資本)がどのぐらいあるのか
を表します。

負債比率は小さいほど負債が少ないことを
意味しますが、小さいほど良いという
ことでもありません。

負債比率が小さいほど安全性が
高くなりますが、反対にいうと
消極的ということでもあります。

業界に応じて基準は異なりますが
単純に「この科目が大きいから!」
という視点ではなく、その事業
全体のビジネスモデルと状況の
マッチング/比較をした上で
そこで働く人や思想、細かな
視点で企業を分析する事が
非常に深い分析に繋がると思います。

総評(まとめ)

決算期1年間における会社の資金調達方法と、
調達した資金の保有・運用方法を示すものが
貸借対照表です。

重要なのは、正しく読み取って、
企業の経営状態や財政状況などの
分析に役立てて、施策や方針を
打ち出し実行する事です。

貸借対照表を見れば、短期的または
長期的な資金繰りのチェック、
健全性チェック、経営のリスクや
課題を発見できます。

更に過去や他社比較を組み合わせれば
現状理解、今後の目指すべき
ポジショニングも見えてくるでしょう。
それが企業の未来を見れる力です。

書いたことは教科書にある事なので
実践を通じて、より高度な分析法を
自分なりにアレンジして創り出して
いってみてください!

今回紹介したポイントを参考にして、
ぜひ自社の貸借対照表に目を通してみてください。

また、何かご質問等あればご気軽に
受け付けておりますので、
何なりとお申し付けください!

他の記事にも、あなたの人生のエッセンス
になる内容や本のご紹介しておりますので
是非ご覧になってください!

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